ディレクション

スタイリング

ニューシティボーイ

媒体:EYESCREAM
掲載年:2013年〜2016年

日本独自のカルチャーをファッションスタイルとして提案

アメリカ西海岸に根付いた美意識を取り入れる“シティボーイ”に対抗して、日本に根付く独特の美意識やユーモアをファッションスタイルとして表現し、今を生きるアーティスト、モデル、芸人、作家、ストリートキッズを被写体に新たなシティスタイルとして提案した。
ファッション&カルチャー誌“EYESCREAM”で行われた全30回の連載企画。

第一回“もう一度、青春の光”
学生服をファッションとして提案。“さらば、青春の光”のポスターをオマージュ

第二回“ノスタル・シック”
親が着用する洋服にノスタルジーが宿り、自己のクラシックなスタイルに影響を及ぼす様相を山口家の家族写真として表現
(モデル/山口壮大、山口恵子、山口学、山口太平)

第五回“バリバリスタイル”
渋谷流のヒップホップスタイルを提案。チーマースタイルのアップデート
(モデル/影山友哉、畠山千明、BOB(PINNAP) グラフィティ/MOTO)

第六回“アベこべのミックス”
アンダーウェアを服の上から着用するなど、既存のルールを脱却したスタイル提案
(モデル/長井短、福本ヒデ(ザ・ニュースペーパー)

第八回“ヤンキーパンク”
ドカパンに短ランを合わせる下町のヤンキースタイルをパンクファッションとして提案
(モデル/柄本時生)

第十回“ヒーロー参上”
ヒーロースタイルをファッションとして提案
(モデル/武井壮)

第十一回“ニセモノの美学”
本物を敢えて選ばず、偽物(ブート)を着用する当時のストリートの様相をスタイルとして表現
(モデル/D.asa)

第十五回“着のみ 気のまま”
肌シャツや股引をリラックス出来るワンマイルウェアとして提案
(モデル/山根良顕(アンガールズ)

第二十回“ultra MAN”
当時ストリートで人気の兄弟を特撮ヒーローに見立てて表現。
東京の都市柄を大胆にプリントしたアイテムを東映の特撮セットで撮影した
(モデル/マエダユウキ、マエダリョウ)

第二十一回“BE-暴威”
暴走族の美意識とヒップホップの流儀をブリコラージュし、スタイルとして表現。紺装束の狂想曲
(モデル/山下翔平)

第二十二回“ニュービートニクスボーイ”
野性的に東京を放浪するエモーショナルなスタイル提案
(モデル/村上虹郎)

第二十三回“マカロン・ウェスタン”
スウィートなZ世代の男性像を、ポニーにまたがる、パステルトーンのウェスタンスタイルで表現。イントゥ・ザ・マイルド
(モデル/服部恭平)

第二十八回“サマー・スクリーム”
幼少期の遊びの汚れに見立てたオーバープリントをアシッドなサマースタイルとして提案
(モデル/オカモトレイジ(OKAMOTO’S))

第二十九回“NO MESSAGE NO FASHION”
メッセージTシャツの”メッセージ”をファッションスタイルとして提案
(モデル/吉村界人)

STAFF CREDIT

  • クリエイティブディレクション:山口壮大
  • 撮影:小濵晴美
  • ヘアメイク:市川土筆
  • ロゴデザイン:NO DESIGN
  • 編集:EYESCREAM編集部