ディレクション

スタイリング

和物

KORI-SHOW

会場:シャングリ・ラホテル(フランス)、Ambiente(ドイツ)
設立:2015年

古くから用いられてきた手仕事や、
未来のテクノロジーを通して
“これからの暮らし”を提案するプロジェクト

“KORI-SHOW=凝り性”

日本の暮らしに寄り添ってきた伝統の手仕事と、これからの日本を彩る未来のテクノロジーを掛け合わせ、物づくりの可能性と、ゆたかな暮らしを提案するプロジェクト。
パリの5つ星ホテル“シャングリ・ラホテル”(フランス)、国際的な展示会Ambiente(ドイツ・フランクフルト)での展示インスタレーションを皮切りにスタート。
2020年より再始動した。

上/左下:Ambiente(ドイツ・フランクフルト)での展示風景
右下:壁一面に表現したアイテムの製作工程をまとめたハンドアウトは、1枚ずつ持ち出せる仕様に

左:花輪をモチーフにデザインしたギフトカード(製作:高田紙器)
中央:撥水性の高い和紙の畳表を使用したコースター(製作:国枝)
右:雛人形に用いられる“木目込み”の技術を応用したクラッチバック(製作:真多呂人形)

パリの格式に和の情緒を真っ向からぶつけた、
インスタレーション

エッフェル塔やセーヌ川を一望できるナポレオンの親族のかつての邸宅、パリの5つ星ホテル“シャングリ・ラホテル”(フランス)でのインスタレーション。ルームウェアとしての着物“夜着”や、新感覚の敷物“TATAMI”、パーカーのように着用できる“KOTATSU PARKA”を西洋の様式美と共存させ、独自の世界観を構築した。

パリの5つ星ホテル”シャングリ・ラホテル”(フランス)でのインスタレーション風景

左上/右上:4分割することでパーカーとして着用可能な、“KOTATSU PARKA”撥水性のある伸縮性の高い最先端素材で製作した(デザイン/hatra、テキスタイル/ケイテー・テクシーノ)
左下:木の“おがくず”を粘土状に固めた“もくねんさん”。乾くと木のように削れる性質を生かし、未来の“神楽面”を製作した(デザイン/MOTO 製作/北星鉛筆)
右下:縁起柄を彫刻した錫製の酒器(デザイン/SHINJI NAKABA)

オーガニックコットン製のルームウェアとしての着物“夜着”と、骨董的価値を持つ着物をガウンに見立てたフロアショー。300人を動員した
(演出/金子繁考 着付/大竹恵理子)

STAFF CREDIT

  • クリエイティブディレクション:山口壮大
  • グラフィックデザイン:NO DESIGN
  • 空間設計:加納学
  • 撮影:小濱晴美
  • プロデュース:株式会社伊藤忠ファッションシステム