ディレクション

ぴゃるこ

会場:渋谷PARCO
2012年〜2016年

インタラクションをテーマにした
次世代型セレクトショップ

“作用”を“連鎖”させることを目的に立ち上げたセレクトショップ。
チームラボが内装を担当し、自由につなげていくことで空間の形や色を変えることができる発光ブロック「メディアブロックチェア」や、来店者が自由に背景を描いてプリクラのように撮影できる「リアルスケッチピストン×チームラボカメラ for ぴゃるこ」などインタラクティブな仕掛けを導入した。

週末にはイベントスペース「ぱりゅこ」として、“ここのがっこう”や“ファッションは更新出来るのか会議”など、ファッションを拡張する為の受け皿として機能した。

左:3DCGで作成したロゴヴィジュアル。真っ新な球体から始まり、徐々にブランドの看板が増設された(CG:mographixx)
右上:ロゴ
右下:チームラボと共に制作した、メディアブロックチェア。ブロックの凸凹を組み合わせるとお互いの色が混ざり合う。商品を陳列する什器としても、来店者が休む椅子としても活用

左:店内画像
右上:ショップの看板でもあるホワイトボード。来店者は誰でもマジックで”ラクガキ"が可能
右下:目前のモニターのスイッチを押すことでカウントダウンが始まり、好きなタイミングで撮影が可能に

ショップの看板でもあるホワイトボードは、プロジェクターの映像が全面に当たっており、来客者がホワイトボードにマジックで線や文字を描くと、映像が反応し、効果音やエフェクトが作用する仕掛けを実装した。

ホワイトボードの前では、自動的に撮影を行うデジタルサイネージ『チームラボカメラ』によって記念撮影でき、撮った写真は、HP上にアップされ共有された。
来客者の特別な体験を与え、それが、最大の広告となっていくような仕組みを実装した。

左上/左下/右上:ぴゃるこオープン時の模様。当時の渋谷PARCOの動員数を塗り替えた
右下:装苑 2016年6月号

STAFF CREDIT

  • クリエイティブディレクション:山口壮大
  • 内装:チームラボ
  • 製作:MUDSNAIL
  • 音楽:杉原一平
  • グラフィックデザイン:NO DESIGN
  • プロデュース:ミキリハッシン、株式会社パルコ